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大野醤油 大野湊食堂のラーメンがとにかく優しい!懐かしい!【金沢】

大野醤油ラーメン

 

金沢で食事といえば、回転寿司や、

カニ・のどぐろといった新鮮な海産物、

伝統の加賀料理や金沢おでんなどが、

思い浮かびますよね?

 

これら、金沢を代表するような

食事に使われることが多いのが、

金沢の名産品 大野醤油なんです。

 

この記事では、

金沢の名産品「大野醤油」を使った

ラーメンを味わうことができる

大野湊食堂をご紹介しています。

 

何故だか懐かしさが感じられるラーメンの味。

 

どこか昭和的な、

大野湊食堂のノスタルジックな

味と雰囲気を楽しんでみてはいかがですか?

 

うまくち醤油のシンプルでやさしいスープ

 

金沢で飲食店に入ると

見かけることが多いのが、

「大野醤油」という文字。

 

大野醤油は加賀料理には欠かせない

「うまくち醤油」と呼ばれる

金沢の特産品なんです。

 

金沢名産 大野醤油

伝統の加賀料理に欠かせない大野醤油  写真提供:金沢市

 

その「うまくち」大野醤油を

使ったラーメンを味わえる店が

金沢市大野地区にある

大野湊食堂。

 

中華料理店です。

 

大野湊食堂外観

大野湊食堂

 

大野湊食堂は、

元々、大野醤油を広く知ってもらおうという

目的でオープンしたお店。

 

現在は、オープン当初に使っていた

大野醤油の銘柄は無くなってしまったそう。

今は、別の大野醤油の銘柄を使用しています。

 

その大野醤油のスープを楽しめるメニューは、

「大野醤油ラーメン」。

 

大野湊食堂

大野醤油ラーメンが看板メニュー

 

そのまんまの名前です。

 

その味は、とにかく優しく、

不思議な懐かしさも感じさせます。

 

スープは、もちろん大野醤油がベース。

醤油独特の辛さはなく、

優しい味という言葉がぴったり。

 

でも、決して醤油の存在感が無い訳ではありません。

ほんのり甘い醤油の存在を感じることが

出来るスープです。

 

大野湊食堂の大野醤油ラーメン

これが、大野湊食堂の大野醤油ラーメン

 

その優しい味は、

スープを全部飲み干せてしまうほど。

 

大野醤油は「うまくち醤油」と呼ばれます。

まろやかなコクと

うまみと呼ばれる甘口が特徴。

 

この特徴が、素材の味を

引き立たせる役割を果たします。

 

そのため、大野醤油は、

金沢伝統の加賀料理に

欠かせません。

 

加賀料理の代表 治部煮

加賀料理の代表的なメニューのひとつ「治部煮」。大野醤油は加賀料理に欠かせません。

 

加賀料理にも使われる

大野醤油のまろやかさとうまみが、

大野醤油ラーメンの

スープの優しい味を生み出しています。

 

そして、その優しい味が、

何故だか、懐かしさを感じさせてくれます。

 

麺は柔らかい細麺。

 

添えられるチャーシューは、

脂ぎった重さはありません。

アッサリと食べられるチャーシュー。

 

大野醤油ラーメンのチャーシュー

チャーシューは脂っこくありません。

 

あとは、煮玉子とネギが入った

シンプルなラーメンです。

 

その分、

大野醤油の香り、コク、うまみを

楽しめます。

 

大野醤油ラーメンは、

大野醤油の特徴をスープで

味わうことができるラーメンなんです。

 

大野湊食堂の大野醤油ラーメン

金沢名産 大野醤油の魅力を楽しむことができるラーメンです。

 

伝統の加賀料理にも使われる

金沢の特産品大野醤油を

ラーメンのスープにすると

こんな味になりますというラーメンです。

おススメ。

 

加賀料理とは?金沢初心者向け

 

 

金沢名産品 大野醤油の蔵元が至近

 

大野湊食堂がある、金沢市の大野町は、

現在でも18社の蔵元がある、

醤油が香るまち。

 

金沢は、五大名産地の

ひとつとして数えられるほど、

醤油作りが盛んな街でした。

 

金沢市大野の町並み

醤油の産地として栄えた大野の町並み。写真提供:金沢市

 

最盛期には、60社もの蔵元が

あったそう。

 

ちなみに醤油の五大名産地とは、

野田(千葉)・銚子(千葉)・

龍野(兵庫)、小豆島(香川)・金沢

を指します。

 

今でも大野では、醸造蔵が建ち並び、

ほのかに醤油の香りが漂う町並みは

趣たっぷり

 

金沢市大野のヤマト醤油

大野には今も、醤油の蔵元が建ち並びます。

 

醤油の味見ができるショールームがあったり、

大野が醤油の町であることを

実感できます。

 

大野醤油のショールーム

付近には醤油蔵を改造した大野醤油のショールームがあります。写真提供:金沢市

 

そんな大野醤油のまちにあるのが、

大野湊食堂なのです。

 

映画のロケ地にも。なぜか懐かしい風景

 

大野湊食堂がある場所は、

大野港のすぐそば。

 

そばに漁船が停泊しているような

ロケーションです。

 

大野湊食堂からの漁船の眺め

大野湊食堂の窓の外には漁船が。

 

大野湊食堂は、港町にひっそりと佇む食堂と

いう言葉がぴったり。

 

金沢らしく雪でも降っていたら、

まるで昭和の映画にでも出てきそう。

 

大野湊食堂の夜の外観

昭和の港町の料理店という雰囲気じゃありません?

 

そんな大野湊食堂は、実際に、

映画のロケで使われたことがあります。

 

2008年公開の「しあわせのかおり」と

いう映画。

金沢の港町を舞台とした人間ドラマを

描いた作品です。

 

中谷美紀さん、藤竜也さん、

田中圭さん、八千草薫さんなど、

そうそうたる俳優陣が出演。

 

ちなみに、藤竜也さんは、

この作品の出演にあたって、

中華料理の調理指導を

4カ月半も受けたのだとか。

 

映画では、金沢の港町に佇む

「小上海飯店」という名前で、

大野湊食堂は登場しています。

 

大野湊食堂外観

映画では「小上海飯店」として登場した大野湊食堂

 

実は、

大野湊食堂がオープンしたのは、

映画公開後の2014年。

撮影後は空き家になっていました。

 

その空き家を利用し、

大野醤油の魅力を知ってもらいたいと

オープンしたのが、大野湊食堂なんです。

 

また、映画だけでなく、TVのロケでも

大野湊食堂は登場しています。

 

NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で、

俳優の柄本佑さんが、立ち寄って、

大野醤油ラーメンを食しています。

 

そのためか、地元民だけでなく、

観光客と思しき人たちも

結構いらっしゃいます。

 

店で食事を楽しむ際には、

食事そのものだけでなく、

店の雰囲気も大事なもの。

 

映画にも使われた

金沢の港町に佇む大野湊食堂の

雰囲気も味わってみませんか?

 

何だか、昭和の懐かしい

空気を感じることが出来ますよ。

 

大野港

大野港 写真提供:金沢市

 

おススメ、もう一品

 

大野醤油ラーメンと共に、

僕がおススメするのが、

「水餃子」。

 

少し辛めのタレと絡めて食べます。

このタレが、すごくいい。

 

大野湊食堂の水餃子

おススメ、もう一品。水餃子です。

 

餃子の皮は厚めで、モッチモチ。

餡は、ニラが多めで、シャキシャキ感を

楽しめます。

 

大野湊食堂の水餃子と辛いタレ

少し辛めのタレとの相性が抜群

 

タレ・皮・餡のバランスが良く、

是非食べて欲しい一品です。

 

大野湊食堂のサービスのお惣菜

注文の品が出てくるまで、無料サービスのお惣菜も楽しめ、良心的!

 

まとめ

  • 大野湊食堂では、金沢の名産品大野醤油を使ったラーメンを味わうことが出来る。
  • 醤油蔵が建ち並び、醤油が香る町で、優しい味のうまくち醤油ラーメンを堪能。
  • 映画のロケ地でもある、金沢の港町の昭和感を堪能。
  • ピリ辛タレを絡めた、水餃子もおススメ。

 

大野湊食堂の「大野醤油ラーメン」は、

大野醤油の味だけでなく、そのロケーションも、

昭和の雰囲気をかもし出す要素と

なっています。

 

付近には、醤油メーカーのショールームや

石川県の海の幸を買うことが出来る

金沢港いきいき魚市もあったり。

 

金沢市の中心部からは離れていますが、

金沢の港町らしさを感じることができます。

 

金沢の港町で、名産品 大野醤油の

ラーメンを味わってみてはいかがですか?

 

 

お店の概要

 

住所 金沢市大野町4丁目125番地
営業日 火~金・土・日
定休日

月曜日

※月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休み

※変更の場合もありますので、事前にお問い合わせを。

営業時間 12:00~14:00/17:30~21:00
電話 090-8262-5661
カード 不可
駐車場 あり:少し離れた場所の共同駐車場

MAP

 

 

アクセス

 

バス

北陸鉄道 34/61 三馬大野線(みんまおおのせん)

大野バス停~:徒歩1分

大野中央バス停~:徒歩5分

 

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