金沢・北陸の音色">
どうも、ふぃじこです。
40代以上でないと知らないと思いますが、昔、アニメで「ロッキーチャック」って、アニメが放送されてたの覚えてます?
この前、友人Aとこの「ロッキーチャック」の話題で、揉めに揉めました。
馬鹿馬鹿しくて、いい大人の会話ではないが、その内容を。
友人A:「昔、ロッキーチャックって、アニメを朝やってたよな?」
ふぃじこ:「山ねずみ、ロッキーチャックやったっけ?」
友人A:「あ~ん?山ネズミ?ビーバーやろ?」
ふぃじこ:「いや、題名に山ネズミって入ってたと思うで」
友人A:「山ネズミが主役?格の上からはビーバーが主役やろ?っていうか、山ネズミって何?」
ふぃじこ:「山にいてるネズミやから、山ネズミちゃうん?そもそも、ビーバーが格上って何やねん。」
友人A:「じゃ~、GOOGLEで調べよう!」
友人A:「あっ!ほんまや。山ネズミってなってる!ビーバーとダム建設の水利権で揉めてるし!」
ふぃじこ:「ロッキーチャックって、そんな社会派アニメやったっけ?」
友人A:「ということは、金沢のビーバーも山ネズミになるんけ?」
ふぃじこ:「なんでやねんっ!!」
前置きが長くなりましたが、今回は金沢の「ビーバー」の話です。
この「ビーバー」の正体は揚げあられです。
金沢を含む石川県や富山県、福井県で売られてます。
特に石川県の知名度は抜群で、「石川県でおやつと言えば何?」と聞くと、ほぼ間違いなく名前が挙がります。
金沢お土産のばらまき用として、購入する人も多いです。
使用原材料:北陸産のもち米、日高昆布、鳴門の焼き塩等を使用するこだわりぶり。手揚げです。
北陸製菓さん
461kcal
小麦、えび、乳を含む製品と共通の設備で製造
238円(税込み):参考小売価格
北陸主要スーパー、コンビニ、北陸製菓オンラインショップ、北陸製菓直営ショップ「金沢彩匠」
昆布のうまみと塩味のシンプルな味付け。飽きが来ず、手が止まらなくなります。
食感はサクッサクッ。
1970年の大阪万博に出展していたカナダ館のビーバー人形の歯が、この揚げあられを2つ並べた形にそっくりだったのが由来。
1970年に誕生させたのが、金沢の隣に位置する白山市の「福富屋製菓」。
その後、経営悪化により、「福富屋製菓」の菓子製造部門が独立し、「福屋製菓」となり、ビーバーの製造を行う。
しかし、その「福屋製菓」も2013年に経営破たん。
ビーバーの製造、販売を停止。当時は、まとめ買いをするひとも続出。
復活を求める声も多く、約1年後の2014年、金沢市の「北陸製菓」さんが、「福屋製菓」の従業員を受け入れ、レシピ・製法を引き継ぎ、復活させました。
気温と湿度のちょっとした違いで、食感が再現できずに、かなり苦労したそうです。
お菓子としてだけではなく、ビールのつまみとしても、重宝されます。
地元民が復活を熱望し、北陸限定で金沢で製造されるレア感。
価格も安く、金沢・北陸土産のばらまき用にも最適です。
一度、お試しあれ。